絵本作家さん
母親の自己犠牲とは
なんかおさまりつかないので書いておこうかな
「自己犠牲」という言葉
「おかあさんの自己犠牲」って、事実、あるとは思うんです。
特に出産してすぐから赤子のお世話に従事して
心身ともにボロボロになる人は少なくないです。
もちろんそれを幸せと思って、その時間を大切に過ごす人もいる。
自分の好きなものを我慢したり諦めたりすることもあるけど
でもさ、「ぜーんぶやめ」ることは無いじゃない。
おとうさんとおかあさん
「わたしはおかあさんだから」
自分の好きなものをやめてこどものためにいきて、これで今が幸せなんだと「言い聞かせる」ことは
本当は苦しいはずだし、その思い込みは子どもへのプレッシャーとなって返りかねない。
逆に「おとうさん」だけが諦めずに独身の頃と変わらない生活をしてる人もいまだにいるけど
それを良しとしちゃいけない。
おとうさんだって「おとうさんだから」やめたりおやすみすることだって本当はあるでしょう。
それなのに、あの歌詞を男の人が書いて、男の人に歌わせたりしないでほしかった。
自分の母親像を押しつけないで
色々拝見すると、のぶみさんの歪んだ母親像の原因は自分のお母さまなんだろう。
それは理解できる気もするけど、そこにとらわれたまま作品を作らないでほしい
「おかあさん」をテーマにした話や詩でなければ、絵を好んでくれる人はまだまだいると思うんです。
いつか育児にも区切りが来る
本当に自分の時間が一切取れないような時期も確かにあるけど、
そこを過ぎれば、ちょっとずつ楽しめる日が来るから
いつか形を変えて子どもと一緒に楽しむこともできるから
自分の好きな物を捨てたり諦めたりしないで残しておいて欲しいです。
人生を豊かにするものに違いないから。
【追記】