すきなものだらけ@いくつもの沼の底から

Twitterで書き切れないようなことも。育児、映画、ドラマ、音楽。

私が恋愛できない理由を観ましたよ

年末年始のTVer配信で全話観られました!
良かった〜!
見ようと思っていても後回しにしがちな過去作品、配信期限があることで観ようと思えた気がします😆

なんといっても、見てみたら面白かったんです。
優くんは最初からかっこよかった。
香里奈ちゃん演じる主人公の藤井恵美は優と同じ照明の仕事をしてる。って言うのもポイント。

私は高校演劇部で、ざっくりした照明の知識を持ち、その後の学生時代は、素人ながら学校の講堂の照明をプロの方と触った経験があります。
機材は古かったけど、小さいホール並の一通りの舞台機構は揃ってました。それを使ってプランも考えたりもしました。

そんなわけで、もう優と藤井の仕事ぶりを観るだけでもワクワクして楽しめました。

以下ネタバレも含みます!

まずね、本当に悪い人がほとんどいなかった!!
真子と付き合いのあった最初の男2人は好きにはなれなかったけど。
ただ、2人ともイヤな感じの役割に徹してくれて、それはそれで良かったと思います。

メインの女性たちの年齢設定も良かったのではないでしょうか。
主人公の恵美は20代後半、後輩の咲は半ば、さらに下で前半の真子。そこに40歳を目の前にした、30代後半の美鈴さん。

恋の仕方、結婚や仕事への向き合い方も悩まずには居られないですが、女性の場合は、子どもを産むかどうかを考えたら年齢も無視はできないんですよね…。

関わる男性も2人をのぞけば(笑)
根っこから悪い人はいなくて、時には強引に、時には優しく言葉をかける人たちで、気持ちが良かった。
弱さも強さもみんな持ちあわせていたし。

【真子】
自分の「重さ」に気づいてふっきれたところ、本当に成長を感じてかっこよかったです。

【拓海と美鈴の関係、そして咲】
咲のことも子どもや家のことも関係なくて、
その前から少しずつすれ違ってたんだけど、その理由もどっちも決定的に悪いことはないんだ…
そういうことって多分いっぱいある。

家を建てること、子どもを持つという美鈴さんの希望が叶えば
新しい絆が産まれたかもしれない。

でも拓海は戸惑っていたし、それも叶わなかった。
そしてそれに悩む拓海。
その隙間にたまたま咲が入っただけ。
それは罪なのかなぁ…。

不倫は嫌いだし、肯定はしないけど、こういう気持ちの揺れ、ときめきを罪だとは思えないんですよね。
好きでもない人と寝ることもできた咲は拓海とはそれをしなかった。

プラトニックの方がヤバいと言われて刺さった咲が切なかった。

でも最後、不毛な恋にケジメをつけた咲はその方が良かったと思うし、
やり直すことを決めた拓海と美鈴もきっともう大丈夫だと思う。

素直な気持ちを伝えるというシンプルなことを
それぞれができるようになっていき、
ネックレスのように複雑に絡まったものが
どんどん解けていくような、
よいクライマックスだったのではないかな。

【藤井と優、ひかりちゃん】
ひかりちゃんも良い子なのよね。これが…
もっと嫌な子だったら恨んだかもしれないし
ひかりのお父さんもただ強く追い返すのでは無いのが逆に辛かった…。

最後に優に「連れて行って」と頼んだけど、もう連れていくのは自分ではなく藤井だって気づいていたんじゃないかな。

咲と美鈴もそうだったけど、恵美とひかりも
いわば恋のライバルで、嫉妬する気持ちも絶対にあるのに
表には出さずに相手を応援するところいいよね😭

実際にはなかなか難しいかもしれないけど、見ていて嫌な気持ちにはならなかったな…。
切ねぇ…


さて、藤井ですよ。
やっと素直になれて、お互いに気持ちを伝えあえて。

優くんがプレゼントしたネックレスにすぐ気がつくとこたまらない。
ずっと好きだったんじゃねぇかーーー!!!

藤井もね、優について行く道だってあったとは思うんだ…
もう少し時間があったら違ったかな。
優の夢を知り、自分の夢や目標と向き合ってからなら、一緒に行く選択もできたかもしれない。

ただ、仕事のパートナーとしても、人生のパートナーとしても一緒になる覚悟ができないと無理だよね…。
あの短期間では、私でも踏ん切りはつかないなと思った。
どんなに優が好きでも、ひかりとは違って、恵美は何もかも捨ててもついていくタイプじゃない。


好きなのに、好きだからこそ、道を違えたふたりの関係もまた尊い

#私が恋愛できない理由

すごく好きでした😭

今は人が集まるイベントもできないし

安室ちゃんはもうコンサートをしないし
ヴィーナスフォートもなくなってしまうし
10年の時の流れを感じたりもしました。

みんなが今は幸せに笑顔ですごして
いっぱいの人があつまって

1つのことを楽しめる日が早く来ますように