すきなものだらけ@いくつもの沼の底から

Twitterで書き切れないようなことも。育児、映画、ドラマ、音楽。

アンサングシンデレラ最終回を前に

病気や災害、今のこのコロナ禍も

もっと他の、突然の出来事も

自分の身にふりかかるとは思ってもいなかったことが実際に起きてしまったら

その時から「現実」だ

  

まるで物語のようでどんなに現実味がなくても

夢であれと願っても

目の前に起きたらその瞬間から向き合っていかなければならない

「日常」の先に誰しもが起こりえること

 

私も年齢を重ねるうちに何度かそれを経験した

 

ドラマの冒頭で毎回みどりが言っていたように

その「嘘みたいな何か」は日常と一続きなんだよね

病気一つしたことがないと言う人でも

ほとんどの人は何かしらの薬を使ったことがあると思うし

子どもが生まれれば、大なり小なり子どもの病気と向き合うことになる

 

例えば花粉症だってアレルギー

きちんとつきあえば死ぬことは無いような病気でも

症状の大小に関わらず、自分の生活に支障が出る病と

一生付き合っていかなかればならないとなれば

薬は欠かせない

 

アンサングシンデレラは、どんな人にとっても身近な、

「薬」を扱う薬剤師さんという大事な、だけどなかなか「賞賛されない」お仕事を、

改めて認識する機会になると思ったし、

実際に、もっと頼れる存在として意識が変わりました。

私も子どもを病院に連れて行くようになってからは、親身に薬の説明をしてくださる薬剤師さんが本当にありがたかったのです。

 

4月、楽しみにしていたドラマの放送が延期になること自体は何でも無いことでしたが

あの春のなんとも言いようのない閉塞感から、夏になろうという頃

ようやく新作のドラマが無事に放送の日を迎えられたこと、

久しぶりに新しいお芝居が観られる!と思い

一話は本当に嬉しかったです。

 

桜の舞い散る中、2人の若い女の子が未来へ進んでいくラストシーンは

とても美しかった。

 

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原作は最初、自粛期間中に公開してくださった電子版を読みました。

とても興味深くおもしろく、絵も好きで読み進めました。

ドラマがはじまってから、既刊の5巻までを少しずつ買いそろえてすでに読み終えています(続刊も楽しみにしています)

 

原作との違いや、エピソードの入れ換えに不満はありませんし

オリジナル設定が絡むことも想定内。

一部「ありえない」という声も聴かれましたが(看護師は…?とか)

お仕事ドラマとしての誇張もあれば、別の現場では十分に「ありえること」

という話もありました。

 

そういう部分はあまり気になっていませんでした。

 

ただ、「自分の理想の薬剤師を追い求める葵みどり」は

まぶしすぎると思うこともあったし

某「まっすぐな男」の人を思い出し、暴走のあまり周りを巻き込むのではと

少しハラハラする部分は正直あったのですが、

そういうときは瀬野さんや刈谷さんが「理想と現実」のバランスをとり、

あるときはみどりをたしなめ、またあるときはサポートに回る…。

そういうところが好きだな、と思いました。

 

瀬野さんや刈谷さんにも思い描く理想の薬剤師像はあるんだけれど

現実にこなさなければならない仕事は目の前にあって、

それをおろそかにすることはできない。

きっとどんな仕事も同じですよね。

 

原作にもありますが、舞台は病院だけれど病院薬剤師がすべてでは無く、

例えば笹の葉薬局さんのように、地域の人と密着して寄りそう薬剤師さんもいます。

それに病院も薬局も慈善事業ではないので、利益も出さなければならない。

そのために何をどうする必要があるのか…。

自分がどのように患者さんと向き合っていくか、その方法は色々ある事を示し

みんな悩み、葛藤しながら日々仕事にはげむ姿が描かれています。

(原作では今後、皆がどういう選択をしていくのか気になっております)

 

ドラマの話に戻ります。

 

そういうわけで、正直に言うと、瀬野さんを病気に…

しかも末期癌という設定にする…なんて

劇的な展開は望んでいなかったのです…

 

普通は医療ドラマと言えば生死に関わる重篤な症例がエピソードに取り上げられがちだけど、

アンサングシンデレラは、日常の先にある、病と闘う患者さんと

それを支える薬剤師さんたちのお話であって欲しかった。

 

もちろん、病院が舞台なので、

そこには必ず痛みや苦しみや葛藤が生まれるのは当然なのだけど

それは瀬野さんでなければいけなかったのか…と。

 

原作を読んでいる分、突然の展開がどうしても飲み込めなくて、

いっそ瀬野さん…!と入れ込めれば良かったのだけど

そこに感情移入することもできなくて

モヤモヤしていた2~3週。

 

私は圭くんが好きなので、当然その役は応援したくなるし好きになりがちだけど、

役の人物は特に好きじゃなくても作品を楽しむことは多々あります。

(お芝居にしびれる!というのはまた別の話)

せっかく見るなら物語も楽しみたいので、

逆はなるべくないようにしたいけど、そういうこともあります…

 

今回はお話も好きだったから、あまりの急展開に、ちょっと気持ちが置いてけぼりになったのはありました。

だから、ここのところ少し冷静な自分がいたのですが、

 

やはり10話の瀬野さん。そして圭くん。  

医療従事者であり、患者の家族(=第2の患者)だった瀬野さん…

その苦しさを間近に観て知っているからこそ辛かったり

我慢したり強がったりすることもあるだろう。

 

その気持ちを墓前で吐き出す瀬野さん

辛いけど良いシーンだった

 

ベッドの上で目を閉じる瀬野さん…

「安心です」とほほえむ瀬野さん…

 

瀬野さん…せのさん…綺麗…だなぁ…と…(はい語彙力失った)

 

明日の最終回に、瀬野さんの未来は持ち越されてしまったけど

ちゃんと最後まで見届けられるなぁ、という気持ちです。

 

今は。

 

はい。シメがみつかりません。

 

あとは明日、最終回をむかえたのちに改めて感想をまとめたいと思います!

おつきあいいただきありがとうございます。

 

「おっさんずラブシリーズ」についてまとめておきたい。

これをまとめている今は2020年の9月の末です。

今はもう、楽しいタイムラインでは蒸し返さないほうがいいのかもしれない、と

オモテではふたをした部分もあるけど、

一年が経つ前に一度はまとめたかったことを記しておきます。

 

ふせったー等で、劇場版~in the sky発表~放送終了後に書いたものと、メモをまとめました。一年近くかけて書き散らした物です。

書いたりメモした当時の自分の気持ちを改めて読み返したけど、

基本的にあの時の思いとなにも変わってないです。

 

まずはin the skyの話。

私は春田を中心に、ピーチの皆が誰一人欠けることなく好きで、

どんな展開だとしても、最後に笑顔で終わってくれたらなと思ってました。

そして満足しています。

 

エンディングについて、ものすごく強い不満がある人は、もしかしたら抵抗を感じるかもしれません。ご了承ください。


こうしてまとめることが誰かを傷つけるかもしれない、ということはわかっているのです。


それから、当然のようにネタバレ含んでおります。

 

in the sky

 

はじめに。

誰がなんと言おうと…例え中の人がどう思っていようとも、

私はin the skyが今はエンディングも含めて好きです。

確かにびっくりはしたけど、ちゃんと納得できるように持って行ってくれてほんとうによかった。

 

私は基本的に公式(ここでは制作側という意)至上主義なので

単発、不動産も劇場版もin the skyも、「あれが公式が作りたかったもの」と思っているのね。

それに対して受け手が納得できなくても仕方ないのですが

初めから納得して好きな人も、あとから解釈できた人もちろんいるわけです。

 

他の作品も含めて、もし結末に思うところを残しても、

そこまでの過程がおもしろければ、毎週観てて楽しかった思い出の方が大きいし。

どんなに好みじゃ無くても、なにか心にひっかかるものが残ればそれでいい。

何かしら必ずあるからそれでいい。

 

もちろん受け手の解釈もまた自由なので、楽しかった世界を広げるための二次創作も、消化不良で、妄想を膨らませての二次創作に励むというのも自由だと思います

(もちろん節度は必要ですが。

私もその世界は知っているし理解出来ます。

 

ただ、これは私の気持ちだけど、納得出来ないエンディングだからといって

自分の理想を公式に求めるのは嫌なんだ。 劇場版でも同じ事があった。

  

春田と成瀬のカップルを望んだ人が多いのは知ってるし、なんでってなった人がいるのもわからなくはない。

でもね、なんで「本当の幸せ」とか言ってその2人を「公式の続編」に望むのかはわかんないの。

私は、あのこれからはじまりそうな、幸せそうなシノさんと成瀬はどーなるんだって思うし、そもそも成瀬の気持ちは無視なの?と思ってしまう

 

万が一にも「続編」にて春田と成瀬が一緒になるとすれば、

そこに至るまでのストーリーを納得出来る形で見せてもらわねばならぬので、

これはまたしてもチャレンジング。
安易にはできないと思う。

 

春田もきっと痛みは残ってるけど、だからって不幸だとは全く思ってないもん…

むしろみんなが少しずつ痛くて、でもお互いを思っているから幸せだと思った。

in the skyは。


重ねて書きますが、納得できない気持ちを持つことや、

自分の思うカップルを思い描くことは自由なので、

そこは否定するつもりはないんです。

 

徳尾さんとなめこさんの対談の「みんな両思い」解釈は素敵だなと思って。

恋人としてのパートナー関係が全てではなくて、最後はこんな形の双方向の愛もあるなって思わせてくれたんですよね。

それを繋いだのが武蔵だと思ったので。

 

春田と成瀬の関係も良いなぁって思います。
恋愛関係にはなれなかったけど、それでいい。
春田とシノさんともそうであってほしい。

シノさんはすっかりキャプテンに懐いてる。

あの3人で、まるごとあんな関係もいいんじゃない!?

 

指導員として残ることを知らない春田が、最後に好きだと告げる。
その時に圭くんが鋼太郎さんへのきもちを重ねたことも、悪いとは思わない。

改めて観てみると、ちゃんと前段をちりばめてくれているから。

 

ゆくくるでちょっと先を描いて、これからを想像させる締めくくり。

 

単発は不動産への流れがあるけど、不動産とin the skyはつくづく別物ですね。

そしてどっちも大好きです。

 

春田だってシノさんだって、キャプテンだって、

フラれたからすぐ相手を嫌いになったり

好きな気持ちが消せるわけじゃないよね…
心に残した痛みは、他にパートナーが見つかったとしても、

一緒に残していたって良いと思っているんです。

 

それは単純な心変わりとは違う。

 

不動産は、自分は恋心のないちず目線に近かったです。

2人に突っ込みをいれながらそばで応援しては心が揺れた。

 

in the skyは春田に感情移入して観てた感覚なので、私も成瀬に恋をしたし、

好きな気持ちはすぐに消えるものじゃないと思うけど、

ハッキリ失恋したし、シノさんと成瀬を見守って応援している。

 

「ずっと"まだ"なんだね」って切ないなぁ…って思うけど

皆がそれぞれ誰かを本気で好きになって
叶わなかった恋だって一生もののギフトだよね。


武蔵との関係がこれから恋人になるのか、どうなるかわからないけど、

静かに育てていくのもいいし、とにかく仲良く過ごしていれば良いな。

 

みんなが生ききってくれたから、わたしはこの作品が大好きだなって思えます。

最後、春田はひとりなのではないかと思ったけど、

でも結果としては武蔵と一緒にいられてよかった。

これ以上のエンディングは、だから、やっぱりないかなぁ…。

 

 おっさんずチームの皆さま

インタビューを後から読むと、きっと企画が立ち上がった頃から、

ぶつけ合って昇華して来たんだろうな、って感じています。
そこに新キャストの皆様が加わってお互い化学反応が起きて、新しいものが生まれていったんだと思う。
最後まで悩んで難しかったのもとてもわかるけど、

それができるからこそ「最高のチーム」だと言ってるんだって思うんだ。

 

それでも納得できなかった人はいると思うし、それはそれでよいんです。

ただ…あとから圭くんや千葉くんが書いてくれたことの解釈が、

本当は春田・成瀬が一緒になることを望んでたんだ!

に集約してしまうと違うかなってなってしまうのです。

 

ここから重めの話をします。

「Last Fright」後のモバのブログのあと、色んな言葉がtwitterにも溢れて、

本当はわたしがちゃんと読み解けてないのかなって、しばらく読み返せなかったし最終回も見返せなかった。

翌日の件も合わせて、せっかく納得出来たのに心がぐしゃっとなって辛くて。

 

あと、ほんとうに…やっぱ、私たちもしんどかったな、ってね。

色んな意味で。

 

企画、キャスティング、タイミングについて

Pや脚本や監督を責める人もいるんだけど私はとてもそんな気持ちになれない。


OLシリーズはキャストの皆様もみんな本当に素晴らしかったし、

個性を存分に発揮していて本当に大好きです。
だけどね、役者さんたちだけではこんな作品は作れないんだよ…。

 

P/脚本/監督の「3人」で決めてるわけないっていうのも追いかけてたらじゅうぶんわかること。

そして、圭くんは「背負った」。

背負え、とハッパをかけたのは鋼太郎さんかもしれないけど、決めたのは圭くんだ。 

受けたからには、「仕方なくやった」とか「本当はやりたくなかった」とか、

そんな気持ちを引きずって、ぐだぐだして

芝居に手を抜いていたら、そっちの方に私は腹が立つと思いますw

決めたんだろ!しっかりしろ!って思う。

いや、一時的にはグダグダと思ったかもしれないけどね、

別にそれはいいんですよ、にんげんだもの

  

納得いかない事情とか、そういう悔しい思いも当然キャリアの中で何度もあっただろうし、このときもあったのかもしれない。

 

それでもみんなでやると決めた。それだけが確かな事だ。

 

だからあの日、応援すると決めたんだ、私は。
もちろんもう不動産のみんなに会えないのは寂しかった。

だけど完結の2文字に覚悟はしてた。

あとは単純に、圭くんが出てくれるならばきっと面白い物にしてくれるって思ったのもある。ごく当たり前に、楽しみって思ったのもあります。

 

ただ、「かなり荒れるだろう」という予感が当たったのがすごく辛かった。

(それは予想以上で、まさかの今も続いてるけど)

 

脚本、演出とキャストのやりとりの中、

圭くんたちが着地点を探る途中で、納得できなかったりイライラしたり


「このチームならもっとやれる」と思いながら空回りというか、足掻いていた時期の思いは計り知れないのだけど

苦しかったのではないか、ということは想像できます。

でも、その本当の原因、理由に触れることはきっと私たちにはできないでしょう。


そこからどう話を重ねて、クランクアップまできたかが大事なのだと思ってる。


あのオールアップの顔みたらもう言うこと無いでしょう?

 

例えば、局に新作を急かされた等のゴタゴタや、同じキャスティングで作ることが難しかったのかもしれない、などの大人の事情だって、

結局は私たちが知ることなんてできない。

 

ならば、「シリーズがこういう展開になった理由」を邪推するのはすべて無駄だと思う。

圭くんが1度断った時だってどんなやり取りがあったかも知ることはできないのだ。

 

そういえば、予算が大幅に増えたわけでは無いことも、少し驚いたっけ。

みんなが大変だった。挑戦だったし葛藤もあった。

理不尽に思うこともあったかもしれない。

それでも、やるからには良いものを作ろうとしたに違いない。

S2を受け入れられないであろう人がいること、批判もあるだろうことは当然制作サイドも覚悟してて、圭くんをはじめ戸惑いもあったのは確かだと思う。

 

それと同時に、受け入れられない人達にまでついて来いとは考えなかったのではないか。
というのは私の想像ですが、自分ならそう思う。

 

…ただ…in the skyの終了後になってもまだ全く理解していただけない人が一定数いて、それをぶつけ続けるってことまでは、さすがに思って無かったんじゃないかなって。

あの日のblogは読み返すのが辛い。

 

私は納得できなくても1度はそれをまるごと受け止める。

まず作り手が描きたかった脚本があり、演出プランがあり

そして演者とともにつくりあげた物語を否定しない。

 

あのチームの別の作品は機会があれば是非観たいけど、

「自分の思うのと違う」と強く主張する人がまた生まれるのは正直嫌で。

だから、「続編」は望まない。

観たい気持ちはなくはないけれど、そこにこだわったり、

とどまっているつもりはないです。

とにかく今が楽しいから。

 

最後に見せてもらったものが全てだし、

何より私はin the skyの本編と、”ゆくくる”まで、とてもとても楽しかった。

それは自分の中で誰に言われようが確かなこと。

  

劇場版以降のこと

ここからはシリーズについて。

 

特にS2の発表あたりは本当に色々あった

私はメインのアカウントでTwitterをやっていて、

OLオンリーのアカウントのかたとは積極的には関わってはいなかったんだけど

ずっと成り行きは観ていた。

 

時期についても色々言われていたけど、スパンをもっとあけたらなおのこと、

不動産の物語の続きは、なかったのではないか、ということも考えています。

  

「観たかったシーンが無かった」「あのシーンがカットされた」という不満も

ちょこちょこあるんだけど…

読者や視聴者はカットされた部分を見たがるけど、

そこは演出からしたら、蛇足であると判断されることもこちらが思うより多いんじゃ無いかな。

それこそプロットの段階から積み上げては壊し、脚本に一度仕上げてからもなお削り。

撮ってからも削り…。

尺の制限が厳しいテレビは本当に「泣く泣くカット」することも多いかもしれないけど
映画も漫画も小説も削ぎ落とされてこそ洗練される部分が絶対にあるはず。

 

 

in the skyのオフィシャル本やブログやインタビューでの圭くんや千葉くん

それから他のキャストやスタッフの皆さまの言葉を、

一部の人は拡大解釈、または自分の希望に都合よく解釈しすぎではないかと

思った事もあります。

 

個人的には、SKYも圭くんは主演で、諸々のプレッシャーもあるのにも関わらず

忙しさもあったから、S1の時みたいに他の仕事無しに集中させて貰えてたら、

もっと早い段階で密にコミュニケーションをとったりして

気持ちやチームワークの面ではSTARTが違ったのかな、ということは思いました。

 

でも、企画を立ち上げるのがプロデューサーだとしても、

その後はたくさんの人たちが話し合い、物語とエピソードをつくっては削って、

更に現場の演出やお芝居で生まれた物があり、そこから編集して

どんどんブラッシュアップしてるんだよ…

 

表に出るのが俳優さんたちだから一般人にはそこが目立つけど、

作品は俳優さんたちだけのものじゃない。

役者の気持ちも大事にする一方で、役者の芝居がすべて通るわけじゃない。

脚本と、一般的にはだいたい監督の演出があってお芝居も場合によっては変えるし、

段取りも多かったりする。

これは役者さんのファンになって知った事。


だからって納得できないのにやったと思いたくないし、そういうことではなくて

やりあえるからいいチームだったんじゃないかな

その枠を越えて作ることをしていったこのチームの皆様、凄いんだよ。

 

そんな作品作りがまたできるといいなってずっと言ってるもの。

 

劇場版

劇場版の舞台挨拶は、ほとんどリアルタイムでは追いかけられなかったので

円盤になってから初めてちゃんと観ました。

 

こんなに素敵なメンバーの皆様、最後に集めてくださってありがとうしかなかった。
「私たち」の顔をみられて喜んでくれてることも嬉しいし、

作品を越えた、スタッフやキャストそれぞれの関係があること。

それから、作品は公開したら演者や制作者の手を離れる事も
これを見ればわかるはず。

 

ドラマも公開後も盛り上げたのは「私たち」に違いない。
それを誇りに思えばいい。喜んでもらえて幸せです。

 

でも「見返りを望む」のは違う。

ステージに立つ「チームの皆さま」の顔を見てたら余計にありがとうしかないよ。


この皆様のお顔をみて、執拗に人間性までさげることがなんでできるのだろう?

作品が好きじゃなかった、インタビュー等の発言にひっかかった、までは個人の気持ちなので否定しませんが、関わった方々の人間性まで言及する必要なんてないのに。

 

表情や発言の過剰な深読みからの決めつけも嫌ですし、

何が辛いって、この人たちを少なからず悲しませてしまったこと。
こんなに素敵なチームの、仕事を超えた関係を築いたみなさまの事を傷つけたこと。

自分達がショックを受けたからって、すべきではなかった事をした人があまりに多かった。 

 

また同じチームで一緒にやれる事も素敵だけど、

それだけに留まらないことを私も望んでいます。
少し寂しいけど、それでいい。

 

劇場版の地上波初放送の日、皆様には改めてお疲れ様と感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

今は、おっさんずチームの皆さまのそれぞれの活躍を観ているだけでも嬉しいし
感謝しかないです。

共演した人はみんな好きだし、
またどこかで一緒になることを観られたらいいなとは思います。

重なることはきっとあるだろうし。


おわりはさみしい。でも、作品は残るものだし、

登場人物の皆もきっとどこかの世界にいて、自分の中に存在しているから。

 

ありがとう、おっさんずラブ。ずっと大好きです。


世の中が本当の意味で優しい世界でありますように。

あったかい世界が広がりますように。

in the sky最終回後ツイまとめ

ブログとかにまとめていなかったので、

最終回直後にアホみたいに呟いてたツイートを加筆修正しつつ

まとめておきます。

 

この日、娘の発表会的なものがあったし義母も泊まりに来る前夜だったんだけど、

Twitter確認すると全然寝てねぇwww

 

以下。

 

 

結末について

私は、春田は誰ともくっつかないENDを1番予想していました。
そして、シノさんは成瀬を最終的に受け入れるんじゃないかと。

成瀬が「大切な人」だけど「恋愛でいう好き」とは違うと

春田にハッキリと気持ちを告げるシーンは泣けて仕方ない。
あそこで春田も区切りをつけたんだと思ってる。

 

春田に感情移入していた私も泣いた。

「ああ、フラれたんだ」と思った。

 

7th Frightのキャプテンのファイナルアプローチ。

春田は「ダメです」とハッキリ断ったけど、

あの時に流れこんで来たキャプテンの気持ちは大きかったんじゃないかなぁ…

春田は、思わず溢れた涙を顔を背けて拭う。

あの「思わず」の涙がすごく印象に残ってて、一週間あの意味を考えたりもした。

 

屋上で二人きり。

強引にも思える最後のキャプテンのアプローチなんだけど

春田は茶化してごまかしたり、大げさに断ったりもせず、静かに「ダメです」と

一言言ったのがすごく好きです。

 

シナリオの雰囲気と全然違う。これ。これですよ。

春田/圭くんと、武蔵/鋼太郎さんの真骨頂。

 

それに、あの時点では成瀬との気持ちにも踏ん切りつけてない。

春田はキャプテンの純粋な気持ちを受け止め、

キャプテンは春田の涙に気がつきながら優しく諦める。

 

……ちゃんとラストに繋がってると思います。

ここは、ブログ読む前に私自身も感じていたことだよと、声を大にして言いたい。

 

 

そういう好きじゃない、という春田からシノさんへの気持ち。

成瀬から春田への気持ち。

 

そして、そんなにスッパリと嫌いになったりなんかできない、

シノさんから春田への、春田から成瀬への、キャプテンから春田への想い。

みんな、そういうもんじゃないでしょうか。

 

シノさんは一度成瀬をこっぴどく拒否したけど、成瀬のことが嫌いだったわけじゃない。

ずっとかわいがっていたんだもの。

これまでもヒナちゃんの気持ちを考えたり、春田の気持ちを考えすぎたり、

一度は一緒になった妻子への気持ちも…本当は人一倍思いが強すぎる故に、

不器用すぎてちょっとずつ間違ってしまった。

シノさんはシノさんで葛藤してた。別れてから10年、好きな人くらいいたのかと思ったけど、封印してたんだね、恋心を。

春田が扉を開いてくれたけど、その恋はうまくいかなかった。

その時に成瀬が寄り添ってくれたけど、だからってそんな短期間に…って逡巡するところ、とても良いと思う。

 

頭よりも感情が動いて、キスをしそうになる春田→ひなちゃん、

キスしちゃったのが春田→成瀬、寸止めしたけどされるシノさん→成瀬

この描写も好きなんだなぁ。

 

ただし、成瀬→春田のキスは逆に「気持ちの無いキス」なんだけど、なんとそこからはじまっている…という。

 

 

成瀬と春田のイルミデートは、シノさんと春田の「おためし1週間」と同じで
成瀬にとっては

「春田は誰も信用してこなかった自分を変えてくれた、大切な人。

だけど、恋ではない」と確認する時間だったし
春田はおそらくあの時、「成瀬の気持ちが自分にはない」と気づくに至った。
2人には必要な時間だったんだ、きっと。

 

「簡単につきあっていたら=簡単に寝てしまっていた」

きっと最後に友情もなくしていた。

大事だからしなかった。

一人だと思っていた成瀬にとっては、家族以上に欠かせない大切な人なんじゃないかな。

 

だけど三人の思いがねじれることで、

「今までと同じようには過ごせなくなってしまった」んだ。

 

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武蔵の存在

 そこで黒澤杯。相撲!!

いや、ストーリー上若干めちゃくちゃではあるんだけどw

キャプテンがそれぞれの気持ちを吐き出させる場を作って、

背中を押す。

 

確かに、展開からいったら気持ちの変化が早い!!というのは否めない。

わかります。でもいいのです。いいのです(大声)

 

春田、成瀬、シノさんがそれぞれ気持ちに整理をつけ、寮ではまた、楽しい日々が戻る。
それなのに、キャプテンだけがいなくなるかもしれないとなった時に、

春田はキャプテンが自分にとってすごく大切な人だって気づいたんだと思ってる。

 

 

ラストシーンでは、春田の武蔵への気持ちは、まだ名前のつけようがないんだろう。

だから武蔵も何度も確かめたよね。

不動産の春田と同じように、キャプテンへの愛はまだ、恋愛とは違うのかもしれない。

でもあの不動産の春田ですら、部長と違和感なく一緒に暮らしていられたのだから…。
「武蔵」と「春田」はそういうふたりなのかもしれないです。

春田が武蔵の隣でニコニコしてるのはほっこりするよ。

 

主題歌「願い」の解釈

「願い」はね、

改めて聴けば聴くほど、春田の失恋ソングじゃん?

世界が弾むあいさつをするのは春田だと思ってたの。

そうなのかもしれないけど、成瀬も変わった。

【幸せをずっと祈り、
一生もののギフトを抱えて、さよなら…】

キャプテン、それごと包み込むんでしょ!?愛でしょ!?

泣くわー!!!!


間違いなくふたりの「愛」なんだろうと思う。

インスタの笑顔できゅんとしたんだ。
形はどうあれ、幸せな2人であればいい。

 

*** 

 

マフラー巻いたとき「普通は嫌がるとこだよ」って

キャプテンからつっこむのに、春田、受け入れてるのよね。
「好き」なんだな、とはあの時に思ってた。
あれはフラグだ。 

 

「はるたん」呼びに引っかかってる人結構居るのかな…?

キャプテンはやっと最後に呼べたんだな、って解釈です。

はるたん、ってよぶのはシリーズ通して武蔵だけ、と思っていて
私もはじめて見た頃をのぞけば、ずっとはるたんとは言ってないなぁ。

 

個人的には獅子丸ENDより武蔵ENDは予想してなかったんです。

鋼太郎さんが「ふられる予感しかしない」とか言ってたからねw

 本当の最後は、獅子丸が背中押した感じ。
不動産で部長が春田の背中押した程は強くは無かったかもしれないけど、でも確かに。

 

当時、流れてくるツイート観ると、みんな色んな気持ちはあるのはわかったんだけど、自分が思ったことを大切にしようと想った。

武蔵の部屋の春田とキャプテンの笑顔がすごく嬉しかったです。



公式の言いなりだの言われても知らーん。

楽しかった!ありがとう。
まだまだ深く潜ります。

配信スペシャルも円盤も楽しみです。

 

 

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劇場版おっさんずラブについての感想まとめ

いつか、まとめようと思い、早二か月。この間にいくつもの出来事がありました。

本当にいろいろありすぎたので大前提を書いておかねばなりません。

 

すでに私は田中圭くんのファンであり、これまでの作品もまだまだもっと観たいし、これからの作品についてはもっともっと色々なチャレンジを観てみたい。 

 

そのうえで、おっさんずラブという作品のことは大好きで、愛していることはこれからも変わりません。 

in the skyもめちゃくちゃ楽しみです。

けれど、天空不動産のみんな、わんだほうのみんなを忘れるつもりも全くありませんし

今までもこれからも、きっと一生大好きな作品の一つです。

 

 区切りとして、劇場版について私の思ったことを残しておこうと思います。

 

公開前のこと

春田がきっかけだったけどそこからいったん切り離して田中圭という人が大好きになり、他の作品もたくさん観ました。

おっさんずラブは大好きだけど、春田だけじゃなく圭くんの色んな役柄をもっとたくさん、そしてずっと観て応援していきたい。

きれいに完結したあの物語の続きは、いっそもうなくてもいいかもしれないと思ったこともありました。

 

それに、続編がS1連ドラ版の蛇足になるのも怖かった。

劇場版発表は嬉しかったけれど、お祭りムードのプロモーション中はタイミングが悪く、自分の都合でライビュや中継も観られなくて

初日にも行けず置いて行かれてしまった。

 

だけど、数日遅れてスクリーンで皆に再会したとき、本当に嬉しくて、感謝しました。スクリーンの春田がもう、もう春田。

連ドラの頃は、圭くん本人の魅力と、春田との境目を知らなかったけど、今はわかる。
春田らしさを出してるのは圭くんそのものではあるけど、春田と圭くんは全然違う人だ。そういうのも含めて、

 

ぐらぐらと感情揺さぶられて、帰ってきてもふわふわしてていました。


私春田をはじめ、OLの世界の皆が本当に好きだなと改めて思ったんです。

 
本編について

以下思いっきりネタバレしていきます。

それぞれの好きポイントとか超細かくまとめてたんですけど、間に合わないので後回しw

 

 

 

私は春田が大好きなんですけど、アバンタイトルの春田のいきなりの浮気!?疑惑。

そして早速の百面相。

初回はオープニングが頭に入らないほどでした。

顔芸って言われるけど芝居してるんだよ~っぼやいてたのはどこでだったかしら。

 

でも後で気づくんですよ、春田、めっちゃ牧のこと好きになってるじゃん…。

まきまきまき!!って喜び方すごい…(なのに男が部屋にいるってど~いうこっちゃw)

 

前半はおっさんずラブらしいといえばらしいんですけど、ドタバタ感は冷静になってみると多いですねw

こんな漫画みたいな顔、もしかしたらもう見られないかもしれない…。

 

それでいて、ジャスの家族の事とかは、フィクションの物語では「ベタな暗い話」だけれど、

春田に思い知らせるには大事なエピソードだと思ったりもしました。

これがリアルだったら言うのも聞くのも辛い。

 

「大事な人にはちゃんと思いを伝えなきゃいけない」

春田が「全然綺麗じゃねえよ」って絞り出すように言うところ、

胸がつぶれそうになるんだけど、

気持ちが溢れていてすごく好きだったんです。

 

その直前に二人で手をつないで、「すっげぇきれいだな」って微笑みあっただけに

その差がすごく切なくて苦しい。

 

牧も言いたいことをちゃんと言えない。

春田も売り言葉に買い言葉。

 

大好きなはずの相手に、言いたい事が言えなくなる時はあるよね。

「ちゃんと言えばいいのに」って外からはなんとでも言えるんだけど

疲れてたりめんどくさくなったり
説明してもわかってもらえなかったり
自分のミスやワガママだったり

すれ違って、お互い傷ついて…。

 

ちょうど私自身も家族とのすれ違いがつらくて、

「一生一人で抱えてろよ!」

って言いたくなる気持ちあったりもした。

ただ一緒にいて楽しく過ごせるジャスといるほうがずっといい、

って思っちゃうときがあるのもわかるし。

 

春田の甚平は、彼らしくてとても良いと思うんだけど、

何度目かの時に急にサンダルに甚平の春田がすごく子どもっぽくみえた。
浴衣の牧はすごく綺麗だし、ほかのみんなも、ほとんど下駄と浴衣を着こなしてるのにさ。

 

炎の「プロポーズ」

そばにいる人だからこそ、すれ違う。

これはよくある話だと思う。

もうファンタジーではなくて、男女問わず、

だれにでもあるリアルな感情だと思ったんだ。

 

だからこそ、あの倉庫のシーンが胸に刺さった。

これが映画館で観るのは最後だなと思った日、ここではじめて号泣w

 

色々考えすぎて、どこかで春田を遠ざけていた牧。

ためらいもなく壁を飛び越えて牧のところへ行こうとするのに

それがからまわりしていた春田。

 

かっこ悪くてもいい。どんなになってもいい。

二人の間に困難があってもずっと一緒にいたい。

 

牧もしあわせになっていいんだよぉ!!と思ったら、泣いてた。

 

牧のお母さんの「二人にとっての正解を探していけばいいのよ」が

すごく印象的なんです。

どこにも同じカップルなんていないんだもの。

 

初めて観たときは、2時間なのに、ギュウギュウにいっぱいつまっててそんな感じがしなかった。

楽しいところも切ないところも、ずっと胸がぎゅってなってた。 

 

ラストシーン

狸穴さん、シンガポール行きを打診したときに

牧に「お前も家庭があるし」と言うのよね。 
あれ、何気なく言ったけどドキッとしたの。 

 

「家庭」 

春田が作りたかった牧とふたりの家族という関係!?!?

 

ジャスと薫子お嬢様が結婚するまでだって、すくなくともそこまでの期間があったはず…

あの監禁爆発事件のあと、ふたりはちゃんと愛を深めて、いわばふたりらしい「家庭」を作ろうとしていたのでは…。


武道館だの、起業だの皆が話してるあのとき、取り残されてる春田に 
皆が大きな夢を抱けるわけじゃないよ、と言いたくなった。 


でも、春田は牧と家族になって、春田らしい夢をみつけた。 


狸穴さんちの大家族 
ジャスと薫子さん 
マロと蝶子さん 
アッキーも左手に指輪してるよ…。

みんな正解なんてないんだ。 
大好きだったとしても、 
喧嘩したりイヤなとこもみたり 
悩みを抱えながら一緒に歩んでいく。 

 

春田と牧のラストシーン、私はすごく好きです。 

 

牧が春田家を出たあと、きんぴら橋の夜の帰り道。
別れ際に振り向くけど 
あれは恋人同士の名残惜しい感じ。 

 

旅立ちの日は、青空の下で抱きしめあって、 
いってらっしゃい、いってきます 

 振り向かない。 

 

寂しいし行ってほしくない気持ちだってあるよね。 
でも「家族」としての揺るぎない関係がある。だから振り向かない。 

自分に置き換えて思ったけど 
夫が長期で海外行くことになってもそんなもんじゃないかしらってw 
(夫好きですよ) 

 
Forever Loveの指輪を受け取って」

「ペアリングをしてる」ことにただただ感激した。

 

その直接の描写は別に必要ないんです。 

 

牧がシンガポールにいるのはどれくらいなのかわからないけど、

それぐらい揺るぎない関係なんだって思ったら胸が熱くなる。 

 

…このラストシーンについて、もしかしたら、

メタ的な意味で、

 

ここを離れて次のステージへ行くけんとくんを見送る圭くん、

このチームに残ってもう少し頑張る圭くん、という見方をすることも

 

確かにできるのかもしれないけれど。

 

私はそうだとしても、少し寂しいけど、二人にとっては

NEXT STAGE。

明るい未来だと思っています。

 

 

どうか皆が幸せな世界にいられますように。
 

 

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そろそろテイクオフです。

in the sky してきます。 

 

ふせったーより転載⑤2019/10/7

ふせったーツイート部分。
 
深夜目が覚めたあと、思うところがあって、少し前のインタビューを探してみた。私のキーワード選択の絶妙さのおかげかw
タイトルを入れなくても続々出てきてちょっと驚きましたがw
モバブロもさかのぼって読んだよ。座長が→
 
以下追記。

どれほどこの作品を愛しているか。
おっさんずチームを愛してきたか、改めて本当によくわかった。

特に遣都くんのこと、やっぱり好きすぎるなってw

単発の時は、本人もインタビューで言っているように、
企画のインパクトの強さと勢いでできたけど、
後悔した部分があるとも言ってる。

だからこそ、連ドラにするときはもっと真摯に取り組まねば、と
改めて練り直したこと。
キャストの変更もその時は反対したって言っているよね。

2016単発版は、ハセやモトキくんがどう、と言うことではなくて、
数日の収録では追いつけなかったものも、
おそらくあったんじゃないかなと思ってる。

結果として、連ドラが決まって、色々練り直したこと。

それから遣都くんのお芝居、遣都くんの牧が引き出した
圭くんのお芝居と、春田の気持ちの動きが
本当に大きかったと思うんだ。

そして、あのチームの雰囲気の良さが、
きっと、圭くん自身の意識を大きく変えたんだ。

もちろん、芯の部分はずっとぶれない人だってわかってるけど。

***
いつ、それぞれのプロジェクトが動きはじめたかとか、憶測で色々言われてるし
ちょっとずつ明らかになってきたこともあるけど
私たちに真相が今はわかるはずもない。

でもさ、愛すべき作品の、愛すべきキャストとチームの皆様の絆を
私たちがどうこう言うことはできない。

少なくとも彼らが、これまでのおっさんずラブを無かったことになんか絶対にしないし、
ましてや牧と遣都くんのこと、忘れるなんてあるはずもないじゃん。

大人の事情で、表面上もし本当にそうされてたとしても
(←全然思ってないんですが)
私の中には確実に残ってるもん、それでいい。

鋼太郎さんと大地くんは舞台が決まってたり、
今後はそれぞれのキャストがまた繋がることもあるでしょう。

楽しみしかないよね。

そしてさ、まためぐりめぐって、
天空不動産編キャストが大集合して欲しいな。
もちろん、「○年後」の彼らでも大喜びだし、
圭くんが言ってた、「オールキャストで全く違うお話」なんてのも難題だろうけど(!)
観てみたいなぁ。

そんなことを思いながら、2度目の寝落ちをした未明でした。
 

ふせったーより転載④2019/10/1

season2もいよいよイン!と言うことで!
相変わらず連ドラ、劇場版への愛はダダ漏れるけど、S2のこともこれからは呟いていきます。

もやもやを吐き出すのは最後にするからちょっと書いておこうと思います。
 
 
 
 

以下追記部分。当時のそのままです。


色々なツイートをたどる中で、気づかされました。

武蔵がヒロイン、ってシリーズ通して一貫してるんだよね。
「武蔵が春田に恋をする」ということはぶれてない。
という事を書いている方がいて、腑におちました。

それから、英語表記が
「Ossans' Love」じゃなくて「Ossan's Love」
(教えてくれた方、教えてくれてありがとう!)

おっさんたちの、じゃなくておっさん(ひとり)のラブ、なのでは、と。

武蔵のことかな。
春田もかな?

王道なら主人公とヒロインがくっつくところ、
ヒロインである武蔵は失恋しちゃうわけだけど。

往年の大人気漫画を例に挙げて、
「ヒロインを換えて、ライバルと相手役だけ残して、
続編です、って新しい物語がはじまったら読者は納得するのか!」

っていうツイートも結構観たけど
牧もハセも、ヒロインではなく
むしろライバルなのよね~。

…なんてまぁ、コンセプトがどうだったとしても…

やっぱり天空不動産版の連ドラと劇場版は、
主人公である春田と牧の物語、そして周りの人たち
そこにたくさんの共感や愛が産まれたのは確かなわけで。

そういえば、連ドラの初期こそ「はるたん」って言ってたけど、
私は武蔵じゃない!と思ってずっと春田と呼んでます(どうでもいいw)

牧と春田のカップルがあまりに深く愛されてしまったから
ここではしごを外されたような気持ちになるのもわかるし、

寂しさは私にももちろんあります。

(あ、ちょいちょい書きながら春牧や牧春入れ替わりますが意図してません、
あえて言うなら意味を持たせたくないからどっちも混ぜますw)


前も書いたけど→https://fusetter.com/tw/bfBVQ

私が一番懸念してたのは、

「続編」「劇場版」にしても
連ドラからなにか動きがあるときに、

内容やキャスト、メディア展開にいたるまで
気持ちの噛み合わないファンが必要以上に荒れる事でした。

そして、懸念してたとおりになってしまったことが残念でもあります。

自分自身を「民」と自称するのがためらわれたのは、
正直言うと、こういう事態になるのが怖かったから。

どんなに素敵だと思うものでも、
そうではない人がいるのは仕方がない。

他の推しでもあることなんだけど
コンテンツが大きくなればなるほど、
ファンがみんな同じ方向を向くことは出来ないし、
それは全然構わない。良いと思ってる。

劇場版でも納得行かない人は一定数いるのは知ってる。

それはそれでいい。
哀しい気持ちも、疑問も、今は応援できないと思う気持ちも
大事にして良いと思っています。

だけど、強い言葉で誰かを責めたり、
黒幕は誰だと、探したりするのは違うと思う。
まして、お互いを貶すことや、足を引っ張るような言動や行為は絶対に嫌だ。

***

私は、天空不動産編の。
劇場版の、春田と牧のラストシーンがすごく好きです。

結婚式や改めてのプロポーズシーンは無くても、
「下の名前を呼び合う」「春田からのキス(手を添える牧)」
「おそろいの指輪」

だけで、

は?公式マジ?現実ですか!?
マジですか!!!!夢叶っちゃったんだけど!!?

と思ったお花畑脳なので、じゅうぶん幸せを感じたんだよね…

反対方向に歩き出す二人はほんの少し寂しいけど、
もうここで振り返らなくていい二人なんだ、って思ってるし。

全てを描かなくてもその先が繋がってると思える。
そういうのが私は好きです。

そして。

in the skyの春田はあの春田とは別の人だと思っているので
(パラレルでも別世界でも同軸でもそこは何でもいいんだけど)

同じ春田創一ではないだろうってことで。
牧の記憶をなくしたとか、生まれ変わったとか、そういうことは全然考えてない。

悲しい解釈をするより、幸せな妄想を続けている。
多分、切り替えは早いほう。

すごく期待してるし、すごく楽しみなんだけど、

これまで、ドラマ版も劇場版も台詞まで全てを大切にしすぎているせいで
もしパロディとして使われるとすると、よほど上手くやらないと怖いなあとか
そういうことはちょっと、思ってはいます。

(↑単発ハセハルを見返して思った)

時期だって、発表になったときは私だって、
「早すぎる」と思ったし。


でも今、心配しても仕方が無いかな。

新キャストの皆さんも並々ならぬプレッシャーがあると思います。

千葉くんも戸次さんも大好き。


圭くんについては、表にでてるインタビューやコメント、
モバに書いてくれた以上のことは必要以上に考えない。

と心に決めました。

もちろん葛藤はあったでしょうし、反発したりもしたと思う。
その上で、最終的に覚悟を決めた。
でもそれってもう、多分ずっと前のことなんだよね。

劇場版をアップし、あな番も佳境に入る中で
番宣や雑誌の取材も三人で、一人で、それから他のキャストとも、
こなしてくれた。


そして今、それらにひとまず区切りをつけて、
いざS2のクランクインとなれば
不安やプレッシャーもあって当然だと思います。

弱音もネガティブな気持ちも本音で吐いちゃうぴこぴこ。

だけど、多分私たちが思うよりずっと先を歩いているんだと思います。
あまり心配しすぎる必要もないんじゃないかなと。

それよりも、大きな荷物を少しでも軽くしたい。
軽く出来るような応援がしたい。

良いものになるよう願っているし、
現場で楽しく「春田」であって欲しい。

決まったことなら私も全力で楽しみたい。

もちろん、これからも春田と牧、
天空不動産の皆、ちずも鉄平にいも大好きだし、ずっと一生大切にしていく。

特別な気持ちを抱いて、作品を超えて圭くんのファンになったけど、
遣都くんはもちろん、これまでのキャストの皆さんも大好き。
きっとずっとおっかけるし、応援していきます。


それと同時に、これからはじまる空の物語も楽しみにしています。
一ヶ月待ち遠しいけど、雑誌や番宣もあるかな。
どちらも待ってる!

圭くんの最新の笑顔に早く会いたいなぁ。

【10/05 追加】
過去インタビューでも言ってる、ファンのために仕事をしてない、という言葉は、少し強く感じる人もいるかもしれないけど、
同じように家族のために仕事してない、ということも言ってるんだよね。

それくらいブレずに、入った作品と、自分の芝居に没頭する人なんだ、ということなんだと思ってる。

そういう所が好きです。
視聴者や観客、作品や自分のファンへの感謝とは別の話なんだよね。

同じように、作り手が観客に媚びる必要も無いと思う。
SNSや、イベントで、ファンへのサービスも存分にしてくれたし
劇場版では2時間の中に、いっぱい詰め込んでくれた。

人によってアレも観たかったコレも観たかった、と思うことは
それはあると思うんだけど。
こちらを向いていないと言うのとは全然違う話。

in the skyは全てこれから。
どんな風になっていくのかな。
 

ふせったーより転載③2019/9/29

ツイート部分。
 
昨日ふせったー使って一度自分の気持ちを整理しましたが、それは変わっていないのだけど、圭モバをよんで、改めて思う事を書きたくなった。
 
以下追記部分。わかりにくい表現等以外その時のまま載せます。

今日5回目を観ました。
炎のプロポーズで涙があふれて止まらなくなりましたが
牧が抱きしめるところは涙を止めて見入りました。

エンディングは笑顔で見届けました。

なのに、席を立って、出口に向かう通路であふれそうな涙をこらえ、帰りのエスカレーターでまた泣きました。

ありがとう牧、春田

寂しい。


昨日は前向きでいるつもりで書いたふせったー。
https://twitter.com/akka616/status/1177603430291918848?s=20

だけど

こうだったらよかったのに

だとか

どうかこうでありますように

という気持ちは前からも、
発表になった今も、新しいドラマに持っています。

でもね、私はそれを言葉にしてしまって、自分がマイナスな気持ちでいっぱいになるのが嫌なんだと思います。 
大人の事情をを想像することもできるけど
考えだしたら多分しんどいから。

でも圭くんは
それ以上の、想像もつかないほどの葛藤があったのだろうと思う

でも、ファンだから
圭くんには笑顔でいてほしい。
良い現場で気持ちよくお芝居をしていてほしい。

座長だけではなく、
初期メンバーから新メンバーまでの、
チームの皆様の覚悟を、
到底それには及ばずとも、
私も少しは背負いたい。

11月を待ちます。
全力で盛り上げます。